中国輸入の仕入れ先・アリババの特徴・メリット・デメリットを解説
豆知識コーナー 2025年9月6日
中国輸入で欠かせない仕入先のアリババ(1688.com)は、中国国内向けのECサイトです。
工場との直接取引・大量ロットでの注文が可能なため、大量購入するとかなり安い価格で買い付け可能なのが特徴です。
商品の買い付けにはAlipay(支付宝)の電子マネー決済が必ず必要となり、そのアカウントを作る際、中国の電話番号と銀行口座が必要です。
そのため、日本から直接決済することは難しく、1688.com(アリババ)を使う際は代行業者が必須となります。
国際発送をしている企業も中にはありますが、ほとんどの企業が中国国内への発送を前提にしています。
中国国内で商品を受け取り、検品してくれる代行業者かパートナーが必要になります。
アリババ(1688.com)を使用するデメリット
一 品質が低く粗悪品が多々ある
アリババ(1688.com)で出品されている商品には、品質に問題があるものもあります。
大量生産で価格が安いものが多いので、不良品が送られてくる場合もあり、検品が必須です。
ショップによって出品画像と実際に送られてきた商品が異なることもあるので、テスト仕入れは必ず行う必要があります。
二 言語の問題
アリババ(1688.com)は中国国内向けを想定しているので、コミュニケーションは中国語です。
英語を使えるショップもありますが、日本語でのやりとりはできないため、Google翻訳などを使ってのやりとりが必要です。
代行業者を利用すると日本語を話せるスタッフもいるので、アリババ(1688.com)との交渉から発注をスムーズに行うことが可能です。
アリババ(1688.com)を使用するメリット
一 価格が安く大量ロットでの注文が可能
1688.com(アリババ)は工場や卸業者が出品しているので、商品価格がかなり安いです。
同じアリババグループのタオバオや天猫などと比べても、1688.com(アリババ)は格段に安く商品を仕入れることができます。
また1688.com(アリババ)はBtoB向けのサイトなので、企業やバイヤー からの大量購入を想定して出品しています。
OEMやODMなどオリジナルブランドを検討している場合、1688.com(アリババ)から発注すると良いでしょう。
二 扱う商品数が豊富
商品の品揃えが豊富で、日本にない商品も扱っています。
タオバオでも取り扱いがない商品が1688.com(アリババ)にあることも多く、雑貨・アパレル・食品など、多様なカテゴリの中から掘り出し物を見つけることか可能です。
アリババ(1688.com)から仕入れる方法
1.商品をリサーチする
まずアリババ(1688.com)にログインし、仕入れの場合は「找货源」のページで検索します。

2.商品情報の確認
気になる商品を見つけたら商品ページを開き、商品の詳細を確認します。

「价格」は価格で「批发量」はロット数です。
記載されている最低ロット数以下では購入することができないので注意です
3.代行業者に依頼
仕入れる商品が確定したら、代行業者に発注依頼をします。
発注依頼にかかる費用の支払えば完了です。