個人輸入と商業輸入の税金の違い

豆知識コーナー 2025年11月5日

海外から商品を買うときは、「個人輸入」か「商業輸入」かによって、かかる税金や手続きがちがいます。

● 個人輸入
自分で使うために海外から商品を買うことをいいます。
この場合は手続きがかんたんで、税金(関税や消費税)は「簡易税率」という計算方法で決まります。
だいたい、商品代+送料の合計金額の60%が税金の対象になり、税率はおおよそ10%くらいです。

●商業輸入
お店で売る目的で商品を輸入することです。
この場合は正式な「輸入申告」が必要で、通常の関税率と消費税(10%)がかかります。
また、食品や電気製品などは、別の法律(食品衛生法や電気用品安全法など)のルールも守らなければいけません。

ポイント
自分で使うのか、販売するのかによって税金のルールが変わります。
輸入するときは「目的」をはっきりさせて、正しい方法で手続きをするようにしましょう。