航空便で輸送できない商品とは?知らないとトラブルになる国際輸送の注意点
豆知識コーナー 2025年11月20日
海外から商品を仕入れる際、多くの方が「航空便」を利用します。
航空便はスピードが速く、通関処理もスムーズなため、中国輸入ビジネスやネットショップ運営者にとって非常に便利な輸送手段です。
しかし、航空便で輸送できない商品(航空輸送禁止品)があることをご存じでしょうか?
安全上の理由から、国際航空運送協会(IATA)や各国の航空会社では、特定の品目の輸送を厳しく制限しています。
知らずに発送してしまうと、通関で止められたり、返送や没収の対象になることもあるため、事前確認がとても大切です。
航空便で輸送できない主な商品一覧
以下の商品は、基本的に航空便で輸送できない、もしくは特別な条件下でのみ輸送可能なケースが多いです。
リチウム電池を含む製品
- モバイルバッテリー、ノートパソコン、スマートフォン、ワイヤレスイヤホンなど
- 発火や爆発のリスクがあるため、梱包や申告に厳しい規定があります。
可燃性・引火性のある液体やスプレー
- 香水、除菌スプレー、ヘアスプレー、ペンキ、接着剤など
- 「アルコール」を含む商品は特に注意が必要です。
爆発物・火薬類
- 花火、ガスボンベ、カートリッジ、模型用ガスなど
- 航空機への積載が法律で禁止されています。
圧縮ガス製品
- ガスライター、エアダスター、スプレー缶など
- 内部圧力により破裂・発火の恐れがあるため、航空輸送不可。
腐食性・毒性のある物質
- 洗剤や漂白剤の一部、バッテリー液、薬品、農薬など
- 化学反応や人体への影響の恐れがあるため、厳しく規制されています。
強い磁気を発する製品
- スピーカー、電動モーター、マグネット製品など
- 航空機の計器に影響を与える可能性があるため、特別な処理が必要です。
航空便で送れない場合は「船便輸送」という選択肢
航空便で送れない商品も、船便輸送であれば対応できるケースがあります。
船便は到着まで時間がかかりますが、危険物扱いの製品や大きな荷物など、安全かつ安定して輸送できる手段です。
株式会社イモニアでは、
- 航空便・船便の最適な選択
- 商品内容に合わせた梱包・書類作成
- 通関手続きまでの完全サポート
を行っており、輸入代行の専門会社として安心・確実な国際輸送サービスを提供しています。
航空便で輸送できるか不安なときは専門業者へ相談を
「この商品は航空便で送れるの?」「禁止品目に該当するかわからない…」
そんなときは、輸入代行業者に事前確認することが一番確実です。
株式会社イモニアでは、中国からの輸入代行を中心に、商品仕入れ・検品・輸送・通関・国内配送までワンストップで対応しています。
お客様の商品内容に応じて、最適な輸送方法と安全なルートをご提案いたします。


