物販ビジネスのやり方
豆知識コーナー 2025年9月19日
物販ビジネスで利益をだすためには、販売する商品のリサーチに始まり、商品の購入やPR、商品の発送、顧客のアフターサポートなどを行う必要があります。
ここでは、物販ビジネスの具体的な流れとやるべきことを確認しましょう。
ステップ1.利益の出る商品をリサーチ
物販ビジネスをするにあたって最も重要なプロセスが商品リサーチです。ECモールをチェックしたり、実店舗に足を運んで売れ筋商品をチェックしたりします。
商品リサーチを行う際は売れ筋かどうか、販売価格と仕入れ価格はいくらか、どれくらいの利益がでるのかなどを徹底的にリサーチしなければなりません。
注意しなければならないのは利益率が高い商品=売れ筋商品とは限らない点です。販売者にとって利益率は高ければ高いほど良いですが、売れない商品を仕入れても長い間売れるまで利益として還元されないので安定的に利益がでるかは不明瞭です。
リサーチ時には利益率のチェックのほかに、他社の販売価格やレパートリー、競合他社はどれくらいあるのかといった、競合他社の販売動向を分析しましょう。
ステップ2.仕入れ先を確保して商品を購入
商品リサーチを終えて利益がでそうな商品がリストアップできたら、商品を購入します。
仕入れ先には大きく分けて店舗仕入れとネット仕入れがあります。前者は実際の店舗に出向いて利益がでそうな商品を仕入れる方法で、後者はネットで見つける方法です。
また、ネット仕入れには海外のマーケットから仕入れる「輸入」と海外でオリジナル商品を作って輸入する「OEM」の2種類があります。
ネットで国内のマーケットから仕入れるのが一般的ですが、国内でニーズがあっても入手が難しい商品などは海外のマーケットから輸入するケースも考えられます。
物販ビジネスで売上をあげられるような商品の仕入れ方法を模索しましょう。
ステップ3.プラットフォームを決めてPR・販売
物販ビジネスを行うためのECプラットフォームやECカートを決めて、仮想モールに出店するか、ECサイトを立ち上げてEC販売するための場所を作ります。
EC販売を行う場所が決まったら、今度は自社サイトや販売商品のPRを行いましょう。
定期的なセールやキャンペーン機能などを有効活用することで、販売を促進できます。
ステップ4.受注した商品を発送する
顧客から受注した商品をピッキング・梱包して発送します。梱包時に商品が傷つかないように気をつけながら、スピーディに発送するのが高評価をもらうためのポイントです。
ステップ5.販売代金を得る
商品の支払いが完了したら、半月や1ヶ月後など、特定の期間を経た後に入される仕組みになっているECモールがほとんどです。利用するECモールの規約を確認しましょう。
ステップ6.アフターフォローを行う
商品の販売・発送が終わっても、商品に何らかの不具合や問題が生じた場合に備えて、適切なアフターフォローができる体制を整えておく必要があります。
カスタマーサービスを充実させるメリットは、顧客の不安や疑問を解消することで、会社の評判につながる点です。不具合や問題があった場合には真摯に謝罪した上で、返金や返品で対応し、修理や保証サービスも充実させる必要があるでしょう。