PSEマークとは?輸入代行をご利用の方も要チェック

豆知識コーナー 2025年11月12日

日本で販売される電気製品には、「PSEマーク」が必要なものがあります。
PSEマークとは、「Product Safety Electrical Appliance & Material(電気用品安全法)」に基づき、安全性が確認された電気製品であることを示すマークです。

■ PSEマークが必要な商品

コンセントにつないで使う家電製品や充電器、LEDライトなど、電気を使用する多くの商品が対象となります。
これらの製品は「特定電気用品」と「その他の電気用品」に分類され、それぞれに基準や検査内容が定められています。

■ 輸入代行を利用する場合の注意点

海外のメーカーやネットサイトから電気製品を仕入れる際、輸入代行サービスを利用する方も増えています。
しかし、代行業者を通して輸入しても、日本で販売する責任は最終的に販売者(輸入者)側にあります。
そのため、PSEマークがない商品をそのまま販売すると、電気用品安全法違反となるおそれがあります。

輸入代行を利用する場合でも、

  • PSE認証を受けているかの確認
  • 製品やラベルにPSEマークが表示されているかの確認
  • 技術資料や検査報告書の保管
    などをしっかり行うことが大切です。

■ PSEマークがないとどうなる?

PSEマークがない電気製品を販売すると、行政からの指導や罰則の対象になることがあります。
特にネット販売では監視が厳しく、トラブルになるケースもあります。

PSEマークは「安全に使用できる電気製品」の証です。
輸入代行サービスを利用する場合も、PSE対応の確認を怠らないことが信頼につながります。
販売前には、専門の検査機関や代行業者に相談して、安全・安心な商品を取り扱いましょう。